中国の人権改善についての覚え書き

http://www.rfa.org/english/news/china/chinarights-04132009135313.html

Radio Free Asiaに中国人権改善プランについての記事が載っていたので、覚え書きのために抜粋、要約しておこう。

中国政府が出した人権問題改善プランには市民の人権だけでなく、TVなどのメディアを含み、ジャーナリストが政府に批判的な記事を書くことができる、『表現の自由』をも含む。(じゃあ早くnetをunblockしろ!)

中国が人権問題改善を実行するには、長い道のりと多くの問題を抱えているが、北京のプランによると2年以内に市民レベル、政治レベル、経済レベルの自由を実現する。(I hope)

この動きは、インターネットによる表現の自由をポリスによって剥奪された人々の怒りと、人権擁護を訴える人々の請願書より始まった。

先週、人権擁護の市民活動を行うグループにより、警察による市民個人への自由の蹂躙を抗議する公開文書が発表され、4月1日には市民の人権を要求する8つのグループより、現状の一党制専制政治に対する抗議文書が発表された。

特にわれわれが最も気になる政治犯への獄中での拷問に対しても触れられており、獄中に収監されている人々を隔離せずに、外部の人にも会える状態、Unlockedであるべきことなども含まれる。また司法の透明性などについても言及し、オーディオシステムを使って、法廷を報じる計画にも触れている。

ざっと短く急いで訳したので、上記内容に再び間違いのないことを祈るが、中国政府は自分たちのやっていることを客観的には判断できているのである。判断できて、それが世界レベルで見るときわめて異常なことだと理解できているからこそ、市民の声が爆発、第二の天安門が起こることを恐れ(今年で30年)その動きを阻止したい。文面とおり実行されるまで、まったく信用できないが、このような動きがあることはやはり事実なのだ。

ただし、無理矢理に捏造した偽パンチェン・ラマを基準にチベット仏教を捉えようとしている国である。公正という基準が、どこまでインターナショナルなものであるか、見極める必要があるだろう。