2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

これもちょっとおかしくない? ラマ・ヤシェの生まれ変わりのスペインの青年、故郷に帰るという記事

またコリエレ紙であるが、こんな記事が。http://www.corriere.it/cronache/09_maggio_31/buddha_cina_6c62992a-4de5-11de-891f-00144f02aabc.shtml24歳のオーセル、エル・ムンド紙に語る。 Piccolo Buddha, diventa grande, lascia la tonaca e torna in Spa…

天安門から20年、ローマで会議

6月3日、ローマのカンピドリオ(市庁舎)で、Piazza天安門から20年を経て、それを改めて熟考する会議が開かれる。以下がそのお知らせのメイル。天安門蜂起から20年、カンピドリオで会議が開かれる。学生、労働者そして市民が、西洋社会の無関心のなか、中…

さらば、ベルルスコー二、と言っておこう。

http://sankei.jp.msn.com/world/europe/090531/erp0905312132005-n1.htmMSN産経ニュースでももう報道されているけれど、ベルルスコー二首相は、今度こそ、失脚しそう。サルデーニャの邸宅で開くパーティの招待客の送り迎えに軍(! 政府は軍の飛行機を使っ…

広重の絵を観に展覧会へ。

いま、ローマでは歌川広重の展覧会をやっていて、大好評を博しているので、ちょっと行ってみました。広重の浮世絵をライブで観たのは実ははじめて。 期待をはるかに超えた凄い展覧会で、その点数の多さにびっくりもした。1830年代から1854、55年、本当に江戸…

チベットの、憎まずに話し合う包容力

今日、日本人の友達に会って、「チベットにもダラムサラにも行ったことがないのに、どうしてそんなにチベットのことばっかり話すの?」と問われ、理由を挙げれば、いくらもあるのだけれど、やっぱり単純に「ダライラマ法王とチベットの人々が好き」だからか…

オーセルさんのバッジ

昨日と今日と、あちらこちらでオーセルさんのバッジの写真とコメントを見かけ、わたしも追随します! コメントの訳が載っていたので、それも載せておこう。 このバッジは、北京で人気のあるバッジだそうで、オーセルさんが買いに行ったときはすでに売れきれ…

お願い!ベルルスコー二とツーショットには絶対にしないでね。

ここ数日、テンションを下げるつもりが、滅多には会えないであろう、いろいろな方々に巡りあう機会があり、一方、「え? そんなことがイタリアであるの? この民主主義を掲げる国で? そんな横暴が許されるわけ?」というエピソードにも遭遇し、あまりテンシ…

夏草や 梅干し頬張り 遺跡かな

このところ、なんだかあまりに沢山のインフォメーションが頭のなかを駆け巡って、どうもテンションが高くなりすぎたので、2,3日ブログをお休み。そのうえローマはめちゃめちゃ暑くなってしまい(34度!Oh No!)、昼間出かけると頭がくらくらしちゃって、あき…

アウンサンスーチーさんの公判、「彼らはスーチーさんを無きものにしたいのだ」

今日はil sole 24oreの電子版のビルマの記事をそのまま訳すことにする。ちなみにil sole 24oreという新聞は、日本でいえばNikkei、またはウオールストリートジャーナルといった経済紙で、イタリアでは最も重要な経済紙でもある。タイトルもそのまま24oreのタ…

チベット医学と西洋医学の接点3

さて、今日は、Pagliaro先生の記事の続きを引き続き訳すことにする。今日、昼間、Pagliaro先生から電話をいただき、新しい本を出版したので送るからね、とはつらつとした声でお電話をいただいた。「今度は、さらに難解だけれど、面白いよ!」とおっしゃって…

チャイナのシンクタンク

昨日のNIKKEIの電子版で次のような記事を読んだ。 中国、海外人材招き入れ 国営企業などに2000人【北京=尾崎実】中国政府が海外の優れた企業家や技術者の人材確保に動き出した。今後10年間で、約2000人の外国人と中国人留学生を雇用する計画。採用者は給与…

久々、展覧会へ。

ローマは突然真夏の気温。先週まで肌寒かったのに今週はみんな真夏の格好で歩いているぞ。海水浴に出かけた人もたくさんいたようだ。わたしはといえば、久々にボルゲーゼ公園の近くにある近代美術館へ絵画を鑑賞しに行った。 Cy Twomblyの展覧会だった。 ま…

スリランカはやっと・・・。

スリランカは、『タミールの虎』が休戦宣言を出して、人々はようやく恐怖から解放された。よかった。でも、今までたくさんの方々が亡くなられて、みな、茫然としていらっしゃることと思う。どんな宗教でも原理主義は危険な方向へ走る。ヒンズー教のような多…

鳩山氏、ダライラマ14世をサポート 2007 11/23 のMSN産経ニュースより

民主党の新代表には鳩山さんがなったんですね。ということで、そういえば一昨年あたりに鳩山さんはダライラマ法王と会談していたなあ、と思い出して調べると、次のような記事がみつかったよ。 民主党の鳩山由紀夫幹事長は23日、都内のホテルで、来日中のチ…

アウン サン スーチーさんとビルマのこと

アウンサン スーチーさんの今の状況を思うと、憤りがこみ上げてくる。1999年に亡くなったご主人はチベット学者でもあって、彼女がいつも髪飾りにつけている花は、互いのお誕生日に贈り合った品種のお花だそうだ。ご主人が亡くなった時も、政府はアウンサン …

チベット医学と西洋医学の接点2

さて、チベット医学を学び、毎日の治療に生かしていらっしゃるPagliaro先生の記事の題名は、La meditazione in oncologia、『腫瘍学における瞑想』と訳しておく。 腫瘍学とは、癌をはじめとする肉腫の医学的研究のこと。詳しくは以下のWikiを。 http://ja.wi…

チベット医学と西洋医学の接点 1 

さて、ちょっと前にとてもおおらかなPagliaro教授のことを書いたが、Pagliaro先生に診療していただければ、あっと言う間に病気もふっとぶなあ、と思えるほど、アクティブで快活な先生である。イタリアのある公立病院の臨床心理学のディレクターとして、信望…

アウン サン スーチーさんの解放のための署名

以下、再び拘置所に入れられたアウン サンスーチーさんの解放を要求するための署名サイトです。ひどい、ビルマ。http://www.burmacampaign.org.uk/ASSK_action.html

チベットの友人のこと、そしてスリランカのこと。

昨日、わたしが預っていたものを受け取りに、チベット人の友人がやってきた。仕事の途中で忙しいのであんまり長居ができないのだけれど、と小一時間、一緒にお茶を飲んで、世間話をしたり、噂話をしたり、近況を報告し合ったりした。 まだ若々しく、美しい彼…

遺跡にも春が来た。

というより、初夏ですね。今日はローマは暑かった。今年初めてジャケットを着ずに出かけました。

上海万博のコメントにコメントしてみる

ここ数日、あるエージェンシーのブログ(上海万博関係タイトルの記事)のコメントを読んでいると、へえ? と思われるコメントがあり、むくむくと反論したい気分が湧き起こってきたので、ちょっと反論させていただこうと思う。このコメントを書いたおじさま(…

居候のおじさんもPro-Tibet!

実はここ4日間ほど、スペイン人の芸術家が居候していた。今はフィレンツエ辺りにいるらしい(いつも動いているからよく分からない)、昔から知っているおじさんだが、四日前突然現れて、「一晩だけ泊めてよ」というので、「まあ、一晩だけだったらいいか」…

チベットの文化は薬だと思う。

「イタリアに来て驚いたのは、イタリアの人ってずいぶんデリケートなんだなっていうことだよね。ちょっとしたことですぐに傷つくし、何かといえばセラピストだの、プシキアトラ(精神科医)に飛び込んで、精神安定剤を飲んでいるし、街のなかは銀行と薬屋と…

4月25日の記事につけた写真についてお詫び。

昨日、Tibet Now ルンタの中原さんのブログを読ませていただいていると、4月25日に起こったアムド、ラプランの学生の抗議行動の写真は、実は去年の西南民族大学の抗議行動の際に撮影されたものだということでした。Facebookにラプランの記事とともに出回…

フリーダムハウス格付け

今日のil sole 24 oreに、フリーダムハウスが、イスラエル、イタリア、香港を、『自由な報道ができる』という格付けから『部分的に自由な報道ができる』に格下げしたという記事があった。(il sole 24 には台湾とあるが、フリーダムハウスのプレスリリースで…

ブロガーにとって最悪の10カ国

コリエレ紙の引用はちょっと嫌だな、と思いつつも、ジャーナリスト保護委員会のレポートということで、今日は以下の記事を抄訳することにした。ブロガーにとって最悪の10カ国というタイトル。5月3日の記事です。http://www.corriere.it/esteri/09_maggio_0…

優しさはどこから生まれてくるのだろう

酔っぱらってろれつが回らなくなくなった(とわたしは理解しているのだが)中川財務相のG7のローマでの記者会見の映像は、「信じられない」とイタリア人の友人たちの間で話題にもなったが(英国のBBCが流したような、財務相をからかうようなコメントはなく…

ベルルスコー二首相、いよいよ離婚か、泥沼化へ。

昨日の労働者の集まりで(と書くと、なんだか今にもコマンダンテ・チェ・ゲバラの行進曲を、拳振り上げ歌いそうだが、実は料理好き、ドルチェなんかも手作りしてしまう、みんな仲良しの気のいいおじさんやおばさんばかりです)、ベルルスコー二首相のこの数…

YoutubeではFootageが見られなくなっているようだが。

今日、久しぶりにYoutubeで映像を検索していたのだが、1ヶ月半前にチベット亡命政府より公表された、チベット内部で行われている拷問のFootageがBBCの著作権を侵害するとして削除されているようだ。しかし、亡命政府のこのサイトでは見ることができる。 正…

今日はメーデー

というわけで、労働者のわたしは当然の権利として、今日は一日休んで、ローマ近郊の田舎へ空豆とチーズを食べに行った。何故かイタリアではメーデーの日、友人が集まって(労働者仲間の)、ナマの空豆(へんな感じだが)とペコリーノを食べる風習がある。由…