チベットを巡る、ここ一週間のイベント

昨日、今日とチベット内部では、当局に拘束されていた尼僧が亡くなったり、カム地方で数百人のチベットの人々の平和抗議運動が起こって、当局の武力によって妨害されるなど、心配な状況が続いている。


そんなチベットの状況を背景に、今週一週間、イタリアではいろいろは催しが開催される。その「人権デー」を巡る催しで、わたしが把握しているものをいくつかここに紹介したい。

その1 ローマ

何度もチベットダラムサラに通い、子供たちを見つめてきたマリリアさんとジョバンニさんの写真の展覧会。この写真展にはローマに住むチベット人の青年なども協力し、ローマのサポーターも集まる予定。わたしもコンファームしています。

その2 トリノ

トリノで開かれるチベットの「自治」か、それとも「独立」かを巡る討論会。
ダライラマ法王の提唱される「中道路線」と亡命政府の提起するメモランダムに関して。また非暴力による解決とチベットと中国の連邦主義について、がテーマ。
ピエモンテ地方の議長、イタリア国内の各地方自治体の有志により構成された「チベット問題」アソシエーション代表、人権学者、チベット・ビューロー(スイス・ジュネーブダライラマ法王欧州代表、ラディカーリ議長などによるスピーチのあと、会場の人々たちとともに討論会が開かれる。
わたしはこの討論会をぜひ聴きに行きたいが、ウィークデーにトリノは不可能。残念。

その3 ミラノ

ヨーロピアン・チベットカップ イタリー
ミラノでは12日、13日にチベタン・コミュニティ・イタリア主催によりスイス、英国チーム、イタリア ”ボッギャロ”(「フリーチベット」と訳すのでしょうか、それとも「独立!チベット」と訳せばいいのでしょうか)チームでサッカーの試合が行われる。イタリアのチベタンコミュニティ初の試み。ちなみに今年12月からコミュニティの代表が変わった。今期のコミュニティ代表は若い利発な女性、ケルサン嬢、皆が大きな期待を寄せている。わたしはこのサッカー大会に日曜だけ、日帰りで行ければ行きたいと思っている。

その4 アムステルダム

これはイタリアではないけれど、今日友達がメイルで送ってくれたので追加。アムステルダムでは、こんな素敵なイベントが開催されるようだ。インターナショナル・キャンペーン・フォー・チベット等の主催。